里親さんになっていただく方の条件
・完全室内飼いをお約束できる方。
・ご家族全員の同意を得られる方
・ご家族にアレルギーの方がいない方
・身分証明書を提示して下さる方。
・譲渡誓約書にサインして下さる方。
・家族の一員として終生可愛がり適切な医療を受けさせてくださる方。
・ペット可住宅にお住まいの方(賃貸の場合は必ず契約書を確認させていただいております)
・転勤などで引っ越しのない方、結婚、出産等ご自分の都合で手放さない方。
・譲渡後、こちらで指定した時期にメールやブログで必ず譲渡猫の報告を必ずしていただける方
・子猫に関しましては体調の急な変化にも対応できるよう長時間家を空けない方
・55歳以上の方で5歳未満の成猫や子猫希望の方・一人暮らしの方は、万が一継続飼育が困難となった場合に引き続き終生愛育してくださる後見人の方とご一緒に面談へお越しいただき譲渡時に署名いただいております。
・未成年・自活されていない方は申し訳ありませんが、お断りさせていただいております。
・営利目的として猫を必要とし、猫の譲渡を希望される方への譲渡は行っておりません。あくまでも個人の愛猫として終生愛育してくださる方への譲渡のみを行っております。
・苫小牧市内保護シェルターへお越しいただき直接お会いしての面談が可能な方。(遠方の方はご相談ください)
里親さんになっていただく際にはワクチン接種や駆虫・手術・病気の治療などの費用の一部をご負担していただいております。
譲渡費用
避妊・去勢手術済みの子達は一律20,000円
未避妊・未去勢手術の子達は一律15,000円
(現在保護中の子、これから保護する猫達のためにご協力いただいております。)
正式譲渡前に原則最低2週間のトライアル期間を設けております。
他、詳しくはスタッフまでお問い合わせください。
猫の引取り依頼について
猫の隠れ里では、一般の方からのメールやお電話だけでの対応で猫を引き取ることはいたしません。
保護の相談はお電話で日時調整をした後、直接お越しいただいてお話をお聞かせていただくことになります。
猫の隠れ里では現在、引き取り時または譲渡時に依頼者や里親希望者様から飼育費用の一部をご負担(寄付)頂いております。
(ご負担いただく費用については年齢や個体の状況によりますので詳しいお話をおきかせいただいた際にお知らせすることとなります)
動物も人間も同じく生きています。
人間は生きていくためにお金が必要です。動物達も同じです。
動物達を保護・飼育するにもお金が必要ということになります。
猫が飼えなくなった・野良猫を助けたいという依頼が多く寄せられます。
猫の飼育費用は一般的に1年間8万円かかります。10年で80万円かかることになります。
猫の隠れ里では保健所で殺処分が決まってしまった猫をメインに保護依頼のあった猫達なども保護し譲渡する事を中心に活動しておりますが、里親さんとのご縁がなかなか繋がらず長く猫の隠れ里での保護猫となる子も多くおります。
そうなった場合毎年この全額を負担することになります。
1匹でも多くの猫を助けてあげたい。しかしお金がないと助けることもできません。
先のことを考えず、計画性もなく一時的な感情だけで保護することは簡単です。
しかし、その状況で飼育を続けていくとなると必ず無理が生じ結果的に、せっかく助けた命を守る事ができなくなるのです。
猫の隠れ里は収益目的の団体ではありませんので、一定の収入は全くありません。
代表もスタッフも全て無償ボランティアです。お給料も1円も発生していません。
もちろん応援してくださる皆様からの温かいご支援や募金収益、バザーで捻出したお金を維持費・食費・医療費など猫達の飼育費に全て当てさせていただいております。
しかしこれだけでは補いきれないのが現状です。
代表宅は一般的な家庭で決して裕福な家庭ではありませんが、現在も個人で保護を始めた当初と同じく代表個人のお金もギリギリまで出しながら活動しています。
野良猫・やむを得ない事情で飼えなくなった猫の保護依頼もお受けいたしますが「依頼者の依頼猫の命への責任」として費用をご負担ください。
命を保護するということは「飼う」と同等な大きな責任を伴うことであり、その子が生きている間、食費・治療費・世話をする人・環境・設備などを維持していかなくてはいけません。
厳しいことを言いますが・・・
「可哀想だけど自分ではお金は出せないだから保護して」と依頼される方。
それはただの責任転換です。無責任です。
可哀相という気持ちだけでは命を救うことはできません。
「見てしまった・目の前にいる猫を助けて欲しい」という気持ちは十分すぎるほどわかります。ですが、猫の隠れ里だけでは・・・全ての猫を救うことは無理難題で私達自身も目の前にある命を救えるか諦めるしかないのか・・・苦渋の決断をしているのです。
ボランティアは便利屋ではありません。
ボランティアだからいつどんなときも全ての猫を保護する事ができるわけではありません。
依頼主がカワイソウと思う猫を「保護してくれないならボランティアなんてやめてしまえ。」「ボランティアなんだからやって当たり前」と思わないでください。
猫達の事を考えるからこそ、責任をもてる範囲を超えての保護は一切いたしません。
個人で保護される方へ、母猫の居る乳飲み子を「保護」と称し引き離す行為はやめてください。
保護ではなく母猫から子猫を略奪しているだけの行為です。
母猫が居るのなら母猫の元へ戻す、又は母猫も一緒に保護してあげてください。
そして、これ以上カワイソウな子達が増えないように避妊去勢手術をしてあげてください。
「猫の隠れ里」ではブログでの情報の拡散のお手伝いや
*一定条件をクリアした上での譲渡会への一般参加協力は致しますので必ず事前にご相談ください。(譲渡会当日の参加依頼はお受けできかねます)
*一定条件とは
駆虫・ワクチン接種・避妊去勢手術・病気の治療等、一般的な家庭で行っている医療を受けている猫のみ参加することができます。
参加時には上記必要医療の証明書を確認させていただきます。
保護した猫や外に出している飼い猫の場合は必ず室内で2週間以上生活させ必要医療を受け様子を見て下さい。屋外には絶対出さないでください。
パルボウィルスなど感染症の恐れがある場合などシェルターの保護猫達の命の危険に関わる場合もございますので条件をつけさせていただいております。